お仕事で中国山東省にいます☆

にーはお!!25歳になっても相変わらずな亜美です。
最近、自分に落ち着くという言葉が当てはまるときが来るのか不思議になってきました.
いつまでおてんばきゃら??30歳でも?みたいな。まーいっか。
 
今、中国青島にいます。
といってももう新幹線に4時間のってきたから、ここは済南(Jinan)という山東省の首都ですね。
今から、はーざーという場所にむかってます。

今回の出張前は今までとは違う緊張でした。
いつものように何が起こるかわからないドキドキだけでなく、
前回12月の失敗を繰り返すのではないか、またホテルで騙されるのではないかという恐怖のきもちがありました。
考えると、顔が凍りついてしまう。みたいな。
今日は着いて二日目だけど、まだまだその気持ちは抜けてません。

一週間前に帰ってきた同期の報告を聞きながら、
わたしは「すごい・・・私にはできるわけない」と考えてしまってました。
前回味わった絶望感、拒否感、孤独感は激しくて、早く日本にかえりたいと思ってた。
泣いて日本の友達に電話したこともあったし、
帰ってからもあまり出張の詳細は思い出したくない、という状態でした。

中国という国自体、わたしは4回目。
2回目までは課長のアシスタントとして回っていました。
それが楽な道だとわかったのは前回の3回目。
まだまだペーペーの私が行く工場はドドド田舎にあり、
お手洗いがめちゃめちゃ汚かった・・・(これが私には一番きつかった)。
今までどれだけラッキーな思いをしてきていたかが身にしみました。

生産コンサルタントという仕事は、現場主義です。
工場に出て、現場をみて、何が悪いか発見して、問題を解決する改善案を出して、生産量をあげないといけない。
だけど、わたしはもうその「現場」が怖くなってしまったんです。

一週間、怖い怖いを繰り返す私に、S課長が諭します。
「それが普通なんだよ」
クールな顔をして出発してる先輩たちも、みんなそうだって。
でも、私は自分が特に機種に弱いこともわかっています。
怖くても放り出してもらえるから、前に進めるのかもしれない。
来ちゃえば、そう思えます。
「誰にでもあるんだからさ、スランプなんて。どう乗り越えるか楽しみだね。」
とSな発言をにやりとしたS課長は、やっぱり愛にあふれてました(多分)。

今向かっているのは、前回いった工場。青島から新幹線4時間、バス5時間です。
今バスの中でこれを書いてます。
総経理(中国では社長のことをこういう)はとてもよくしてくださったので、その面では問題なさそうです。
でも、初めてセミナーを講師として行います。
「ああ。どうしてこんなことができないんだろう」という自己否定になるのは、もう仕方ない。

新幹線で、周りの人がよんでいた雑誌に、めっちゃ背中が綺麗にみえるドレスをきた女性が乗ってた。。
わたしはなぜか、「ああならなきゃ」と思った。
綺麗なドレスをきて、綺麗な体のラインで、話す内容は自分のみてきた途上国のアパレル工場でどういうその綺麗な服がきているのかを話そう。
資本主義の世の中、安いところにアウトソースに出すのは当たり前。
だけど今、「作る」と「買う」がかけ離れたところに来すぎているのではないか、とわたしは思うのです。
食べ物にしても、服にしても、それが作られる工程が創造できないほど遠くなっている。
この100年の現代で一番変わったのは、そこじゃないかなと。
わたしは、それをもう一度伝える役割をしたい。
それが、先生というかたちなのか、記事をかくひとなのか、アートなのか、
表現のしかたはわからないけど。

そのためには、まずは今の仕事で‘一流‘にならないと。
なーんてかっこよく書いてた瞬間、通訳の人に
「青島のオフィスにバッテリー忘れなかった?!」といわれ、はっとPCをしめました。
はい、忘れちゃいました・・・。ありえないどじー。送ってもらってます。
一流・・・まずは忘れ物をしないことからだなー ==;
 

Ami Matsuzawa

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"Travel the world by going to lunch!"