旅は現実逃避か
(これは昨日大阪へ向う電車の中で書いた日記です)
関西旅にきたかったのはなんだろう?
何が見たい訳でもないのに、先月半ばからずっと来たかった。
わたしにとってここは
小さいころ少しだけ住んだ場所。
何でも吸収したい、幼稚園から小学3年まで。
反抗期にはいってるわけじゃないから、特に辛い思い出もない。
むしろ、東京に住んでたときの人見知りを脱して活発になるきっかけをく
れたのがこの引越しだった。
最近、人生の転機にたつ友人が"こういうときは原点に帰りた
い"といっていたけども、わたしもそういう感じかも。
転機まではいくかわからないけど、この一週間、おじいちゃんを亡くし
て、お通夜、御葬式があった。喪主の家族として過ごす中で、家のことや
都会暮らし田舎暮らしのこと、おじいちゃんの人生、自分や家族の人生を
色々考えた。
段々責任ある仕事を任されるようにもなり、
プライベートでも決めなくてはいけないことがたくさん。
旅先では、すこしそれから免れる気がする。
ランチトリップタイ便のときに、ガイドかじかじが言ってた、旅は現実逃
避だって。わたしにとってはそんなことはない、だって現実だって悪くな
い、とそのときは答えてた。
でもやはり、旅って悪くいえば逃げという一面も持つ気がする。
だって旅先では煩わしいこと考えるより現地のことを知ることを優先した
いもん。
わたしの関西でのお気に入りは電車での方言盗み聞き。
訛りを聞くだけでほっこりするし、普通のおばはんたちが面白い。
というわけで神様、今日明日だけは、許してください。
わたしの微かな現実逃避。
それによって、気分転換をされて、前に進もうと思うのだから、現実逃避
も悪くない。
とにかく、関西旅と向こうの友達はわたしに元気をくれる、リフレッシュ
材。