LunchTrip to Nepalレポート

2012年6月10日(日、渋谷 ガネーシャにてLunchTrip to Nepalを行いました。
http://r.gnavi.co.jp/g384401/ 

LunchTripは通常2ヶ月に一回の開催で、前回は3月に行っていたのですが、
Crewの都合により5月開催することができませんでした。

なので、一週間前の告知となってしまったため小さいお店を選びました。


し、しかしなんと、、、


24時間で席がうまるという嬉しい悲鳴。
本当に、ありがとうございます。
そしてfacebookから飛ぶ申込みURLに気づかなかったという方が多数いて、ご迷惑をおかけしました。キャンセル待ちでお断りしてしまった方、本当にごめんなさい。


そんなわけで席がぎゅうぎゅうの中始まったLunchTripですが、様子をレポートしたいと思います!


①LunchTrip説明

今回の説明で付け足したページは、
Responsible Toursimについて。
住む人にも、訪れる人にも、その地域をより良くする観光業です。
元々あるひとたちの生活を潰してリゾートホテルを立てて雇用状態は一時的に増えても自然を汚し文化を汚す、、、そういった観光を私たちは応援しません。
相手を尊重し、地元の方との深い関わりや現地の文化や社会問題、歴史の理解によって、
より充実した旅行体験ができると考えています。

②ご飯タイム!

ネパールで乾杯は?と聞いたら普通に「チアーズ」だそうです。w

今回のご飯は
カレー2品
ライス/ナン
モモ
チャイ
タンドリーチキン
ネパール風お漬け物
ナン、大きい!

③Ami’s Guide (Presentation)

今回ネパールに行くと決めてお金を支払ったのは前日。
なので準備時間が明らかに足りなかった。
でも、いつも通りわたしは食/服を通してその国をみていました。


食からは地理や歴史、ネパールで最も大きい農業の話を。
服からは若者の海外雇用(GDPの3割は海外送金、高校卒業後は海外へ)や生産事情(ネパールは首都でも1日7時間停電のため縫製業はあまりすすでいない様子)伝統的風習や伝統そのもの(既婚未婚で女性の服が違う)を学ぶことができました。


LunchTripGuideにはいつも「国の概要や旅の話をしてからメッセージを」とお願いしてきましたが、私自身は今回の旅で自分がみた視点、そしてそこから学べた事をお話ししました。

だめだめですが、プレゼン載せておきます☆クリックすると動きだすよ!

プレゼン、実はPreziというオンライン上ソフトで初めて作ってみたのです。
ほんとは中身が勝負ですけど、自信がないときのみツールに頼るものw

④WORKSHOP

旅好きなLunchTripPassengersさんは、いつも海外でどんな視点でみているか、またそこから学べる事は何かをグループごとにお話いただきました。


各班に後から発表していただきました。いくつかご紹介します。
–男女カップルを見る→女性の立場、恋愛事情がわかる。
–スーパーマーケットをみる→物価、食べ物の価値観をみる
–ガムの味をみる→テーストがわかる
–何が何でも家にお邪魔する!→労働に対する考え、時間感覚、食生活など何でも丸見え!

重要なのは、視点だけではなくて「そこから何を読み取れるか」だと思います。
例えば一つのモノをとって「あー日本と違うな」だけではなくて、そのあと「なんでだろう?」を2、3回繰り返すと、新たな発見があることがあります。


ということが伝えたくて、ほんとはそのロジックツリーを皆様にテーブル上で書いていただきたかったのですが人数に対して机が小さすぎて実行できず。。。。
さらに、ほんとはその図をみせあって共通点を探してもらう、という手順がよかったのですが、今回は頭の中でそれを描いて話し合うにとどまってしまいました。
ワークショップ、もう一歩次の段階まで行いたかったので、反省しています。

⑤Naho’s Presentation 

ネパールにいたときに、街行く人やお店の方に、画用紙に「日本のイメージ3つ」を書いてもらいました。
それをカテゴリーごとにまとめたものを載せました。


⑤Kumarさんの話

新宿赤坂でたくさんの異国料理屋さんを経営するKumarさんはネパール出身。ネパールの男性は家族を守るためにある!!と強く教え込まれているそうです。また、女性の自立の話、星うらないの話、ネパールのビジネス像、離婚率、家族の価値観などについてお話いただきました。

⑥集合写真

*久々GUIDEをしてみて

今回、久しぶりにGUIDEとしてプレゼンテーション&ワークショップを作ってみた訳です。
これまで4年間、出来るビジネスマンのガイド達に、なんて無茶なことを言っていたのだろう!と気づきました。
旅って別に自由に楽しむものだし、そこからメッセージを伝えなきゃ!何か持ち帰らなきゃ!!!と思って旅してるとも限らないからです。
私も今回「無になる」「純粋にその場その場を楽しむ」ことを重要視していたので、特に研究テーマがあったわけでもありませんでした。


もちろん、自然に生まれるメッセージもあります。
でもそれを実感してもらうためのワークショップ組み立てが、また難しい。


毎週月曜23時、できるビジネスマン5人をSKYPE前に集合させ話し合っていた事が懐かしく、やはりその時のワークショップは完成度が高いものだったと思います。


今回も悩んだのは「この中で一番いいたいことはなんだろう」「そこへ持ってくためのワークショップはどうしたらいいだろう」でした。
ワークショップは質問内容がすべて。そのキーワードと見せ方で、何を話会ってもらえるかが全然変わってきます。




今回はネパールからの学びというよりも「旅の視点」がメインテーマとなり、
まだまだだなぁと思いました。
でも、みなさんが(ぎゅうぎゅうの中)一生懸命に話し合ってくださって発表している姿をみてとっても嬉しかった。


またLunchTripしましょう!!