2019/05/12 LunchTripコスタリカ便レポート

“全ての雨は一粒から始まる。”―ガイドの関根健次さんが最後に教えてくれた言葉です。

食と旅を通して、どんなに小さなインパクトでも世の中にアクションを起こすきっかけづくりをしようと始まったLunchTrip。令和最初5月12日開催の124便目、コスタリカ便はその想いをパッセンジャーとともに共有でき、世界の未来に幸せの種をまくことができました。

コスタリカ便は、映画「コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~」を観て、こんな未来志向の平和国家があるのかと驚き感動したクルーが、これを今みんなに知ってもらいたい、という一心で企画しました。

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GUIDE PRESENTATION 1

関根健次さんはこの映画の配給会社である、ユナイテッド・ピープル㈱の代表取締役であり、世界が少しでも良い方向に変わっていけることをしたい、と映像を通しての平和実現をミッションとされています。

家族で1年間コスタリカに暮らし、平和、教育、環境について現地で感じたことをありのままにパッセンジャーとの対話を通して語ってくれました。

終わってみると興味を掻き立てられ、行ってみたい人が続出でした。

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ガイドのプレゼンテーションの前座ではクルーリサーチとして、コスタリカの歴史に触れました。メキシコのマヤ文明、ペルーを中心としたアステカ文明の狭間のジャングル地帯で、国づくりに重要であったコーヒーとバナナ産業の話。そして軍隊を廃止した背景などインプットをしました。中米の国々がそれぞれにアメリカの“裏庭”となった歴史を持つ中でコスタリカが一線を画すこと。教科書には載っていない話で熱心に聴いていていただきました。

 

LUNCH

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さて、食事の時間です。

コスタリカ料理専門店は東京にないのですが、JICAのカフェテリアのシェフに相談し、デザートまで7品の特別メニューをビュッフェにて提供することができました。

代表料理であるガジョ・ピント(gallo pinto)は伝統的に朝ごはんに食する豆ごはんです。中南米の主食でありアフリカからの食文化でもある豆とヨーロッパ(スペイン)からもたらされた米の融合です。

 

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どれも美味しい、と初めてのコスタリカ料理に皆さんおかわりでした。

COFFEE

もうひとつ、とっておきのコスタリカコーヒーです。専門店の“豆こねくと”のフレッシュな特別焙煎で味わっていただきました。

コスタリカ産コーヒー豆の国内流通は0.37%。高品質のアラビカ種しか生産しないという国策として量より質を追求した、貴重なこだわりの味と香りを体感することができました。

そしてコスタリカが活躍したサッカーワールドカップ2014のダイジェストなども観ながら楽しいひとときでした。

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GUIDE PRESENTATION 2

ガイドのプレゼンテーション後半は、まずはパッセンジャーからの様々な質問に答えながら、“楽園の裏側”までも語っていただきました。

国土の1/4を国立公園や自然保護区とし、環境に配慮しているが、家庭ごみ処理はまだまだで日本が技術提供をしていること。「軍隊を撤廃したように私たちの世代は化石燃料を撤廃したい」という活動家、気候変動に対し「“無理”という言葉は事実ではなく態度である」と語る国連のリーダー。

コスタリカが積極的平和国家であることの代弁者が居ることを教えていただきました。

 

WORKSHOP

ワークショップでは、まず、コスタリカのここがすごい、と感じたことを各自で書き出し、テーブルで共有しました。そして、一緒に話し合うテーマを選出し、そのテーマについて、私達のコミュニティーの中で実現したいこと、それを叶えるアクションを話し合いました。全グループがシェアをする時間では、これまでの便に負けないくらいのレベルの高いアウトプットができました。

 

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~搭乗後のアンケートより~

「コスタリカの国家レベルでの考え方、人々のものの見方がよく分かりました。平和や教育、環境への取り組みについては、日本が参考にする部分があると思いました。また、グループ内で深い議論ができて、考え方や視点が広がり、貴重な経験となりました。」

「社会の問題に目を向けるための一歩がなかなか踏み出せない中で、食事や映画などを通してそのきっかけを作れるのは素晴らしいことだと思いました。関根さんの話を今回聞けて、コスタリカへの興味も湧きましたし、そこから日本も含めた社会の問題について考えることができました。」

 

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令和の意味は英語でbeautiful harmonyです。コスタリカは外交や環境で調和を実現するというビジョンを掲げる国です。コスタリカのことを知ることで共に調和する未来の第一歩とすることができました。新時代にふさわしく未来志向のテーマで令和第一便として開催できたことを嬉しくおもいます。

素晴らしい時間を一緒に創り上げてくださったガイドの関根さん、パッセンジャーの皆様、情報提供や料理についてご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。

コスタリカ便クルー:Chinatsu(チーフクルー), Kazue, Eimi, Misa, Ami

執筆:Kazue