LunchTrip crew紹介13: Kyoko ~旅は新しい価値観を与えてくれるもの。旅で学んだことを共有できる場を作りたい!~

こんにちは! LunchTrip Crewを紹介していくCrewインタビューシリーズVol.13。 今回はCrew KyokoをSayuriが紹介します!  

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Q1 LunchTripのクルーになったきっかけ・理由を教えてください。

~旅は新しい価値観を与えてくれるものだと実感し、旅で学んだことを他の人と共有できる場を作りたいと思ったことが、私がLunchTripを始めたきっかけです~  

実は学生時代は海外に特に興味を持つ学生ではなく、社会的な問題にもどちらかというと無関心なタイプでしたが、大学時代に友人に誘われ参加したスタディーツアーが大きな転機となりました。

初めてのスタディーツアーはインドネシア。バリ島の孤児院の子供たちと日本の遊びを一緒に行うといったボランティアに携わり、新しい世界を知りました。 

そんな初めての経験に感銘を受け、続いては自らの意志で、一人でカンボジアのスタディーツアーに参加しました。 そこでの現地孤児院の子供たちとの交流や、地雷博物館・トゥールスレン博物館(ポルポトによる虐殺博物館)で目にしたものは、これまで日本国内でのんびりと楽をして生きてきたという自負のある自分にとって、大変衝撃的なものでした。 

このように発展途上国という世界で生きる方々と交流する中で、彼らが必死に外国語を覚え、話し、なにごとにも一生懸命生きている姿を目の当たりにしていくうちに、徐々に「自分なりに努力をして、社会・世界に貢献できる人間になりたい」「自分の知っている世界はまだ狭く、もっと広い世界を知りたい」と考えるようになりました。

学べることの大切さ、そこには無限の可能性があるということを、カンボジアの子供たちや環境が気付かせてくれたのです! 

こうして、旅によってガラッと価値観が変わった自分は、次第にそれをたくさんの人に共有することで、同じような経験をしてもらいたいと思うようになりました。

そしてついに、各国の料理を食べながら、新しい価値観と出会い、旅の学びを共有できる場所としてLunchTripを設立するにいたりました! 

なお、LunchTrip初フライト(プレフライト)は、私がガイドとして、5~6人という少人数に手作りの紙芝居や写真をたくさん見てもらいました!これが今日までにいたるLunchTripの原点となっています。

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カンボジアでのスタディーツアーの様子

 

Q2 仕事におけるバックグラウンドを教えてください。

大学卒業後は都内某区の福祉職の職員になり、区立保育園で3年間勤務後に退職。その後は青年海外協力隊に参加し2年ほどブルキナファソで幼児教育の活動をしました。

帰国後はNPO法人ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会の保育士になり、保育園でのKids’ LunchTripを開始。2014年に結婚を機に退職し、家族の転勤に同行する形で再びブルキナファソに2年半居住。2017年に日本再帰国後は、ブルキナファソ雑貨輸入や自然エネルギー投資等をする法人を経営しています。

 

Q3 これまで訪れたところで最も印象に残った国をエピソードとともに教えてください。

ブルキナファソです。

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ブルキナファソという国は、現地の言葉で「高潔な人達の国」という意味で、その国名を誇りに素直で優しく真面目な人たちが多い国です。

ブルキナファソは合わせると4年半ほど居住経験があり、もはや第二の母国となっています。(笑)

1度目に青年海外協力隊として訪れ2年ほど居住した際は、現地の学校の先生へ向けての講習を行ったり、公立の幼稚園で子供たち用の紙芝居やおもちゃを手づくりしたりしました。

2度目に夫の転勤で訪れ2年半ほど居住した際は、孤児院で週一回の折り紙教室を開催したり、国際婦人会活動を通して廃材を使った物づくりをし、バザーによって得た利益を寄付したりして過ごしておりました。 

そんなたくさんの思い出が詰まったブルキナファソでの滞在期間中、国民の誠実さに驚いたエピソードがいくつかあるのですが、その一つが近所の小さな路面店でミネラルウォーターを買った時のことです。その時、お店の人が計算を間違えて、お釣りを私に少なく渡してしまったことに、私が去った後に気づき、そのことを気にして何日もお釣りの小銭を保管してくれていて、私が再び来店すると、素直に前回間違えたことを話して小銭を返してくれました!

ブルキナファソはアフリカの中でも最貧国の一つと言われていますが、このように素朴で優しい人たちが何よりも魅力的な国です。

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Q4
 趣味は?

愛犬と戯れるのが今は何よりの癒しです!(笑)

旅行も最近は海外ではなく犬も連れていける国内ばかり行くようになり、今は日本各地の美味しいものを食べたり、各地の良いところを発見したいです。なお、愛犬の名前は「ラフィ」といいます。ブルキナファソのモシ族の言葉で「健康/元気」という意味です。

 

Q5 パッセンジャーへのメッセージをお願いします。

いつも温かく見守って下さりありがとうございます!パッセンジャーの皆さんが喜んでくださるのが、私達Crewにとって何よりのモチベーションです。美味しく楽しく新しい世界を学べる機会を作れるよう努力していきますので、これからもよろしくお願いします。

また、LunchTripに初めて参加する方が、「一人での参加を心配していたけれど、パッセンジャーの皆さんの良い人達で楽しかった」という声をよく聞きます。LunchTripのパッセンジャーの皆さんは旅が好き・食が好き・新しいことを学ぶことが好きな素敵な方ばかりで、LunchTripの自慢です!