コムスタカ―外国人と共に生きる会に寄付をしました

7月19日開催のベトナム便Lightでは、映画「海辺の彼女たち」の藤元明緒監督をガイドに、日本で働くベトナム人技能実習生について考えました。テーマに賛同し、寄付金付き参加チケットを購入いただいた方に感謝申し上げます。

8月末までの録画視聴分も合わせた総額17,000円は、コムスタカ―外国人と共に生きる会が募っています、死体遺棄罪で起訴された技能実習生リンさん無罪のための第二次寄付金としたことを報告いたします。

コムスタカは、アジアから日本に働きに来ている女性の相談や支援を行うNGOとして始まった団体です。この事件の背景には、帰国させられることを恐れて妊娠・出産を相談できない技能実習生の抱える問題及び、技能実習生だけでなく、孤立出産の末に死産をした女性への刑事罰の適用の可否という重要な問題があります。7月21日の熊本地方裁判所では有罪判決が下りましたが、控訴しています。藤元監督が「海辺の彼女たち」で光をあて、伝えたかったことは「声を上げられず、自分の生き方のハンドルを握られてしまっている存在がいるということ」です。私たちは現実の「海辺の彼女たち」にとって少しでも力になれたら、という思いを共有しました。

皆様に心を寄せていただいたおかげで意義深い企画とすることができました。 誠にありがとうございました。今後もLunchTripは「知らなかった世界を楽しく学び、 自分のこととして考える」体験を提供してまいります。 またのご参加をお待ちしております。

ベトナム便light チーフクルー Kazue