7/2 LunchTripチベット便レポート〜チベット亡命女性に寄り添った監督の目線から LunchTrip to Tibet
7月2日日曜日、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)にて、LunchTripチベット便を行いました。
GUIDE PRESENTATION
ガイドは映画監督である小川真利枝さんを迎え、彼女が6年に渡り密着取材してきたチベット人女性の話に触れていただきました。
真利江さんは、まずはテレビ局にディレクターとして就職したあと独立し、最近ではチベット難民のドキュメンタリー映画「ラモツォの亡命ノート」を製作されました。10月に公開となる一足前に、Passengersのみなさんにお話をいただきました。
今回は 1)なぜ真利枝さんがチベットに興味をもち、向かったのか 2)行ってみて面白かったこと 3)その後、チベット人の亡命先であるインド北部のダラムサラーへ1年間留学したこと 4)チベット人の暮らし 5)インド北部のダラムサラーでチベット人の女性ラモツォと出会って、彼女のドキュメンタリーを撮影し始めたきっかけ についてお話いただきました。
また、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表のルントックさんにも、チベット概要についてお話いただきました。奥様ともに、とても美しい民族衣装を着てくださいました。
ルントックさんには、チベットが中国から迫害されるようになった歴史や、食文化、気候、交通などをお話いただきました。
奥様も登場!
ワークショップ!
「もしあなたの周りにチベットから亡命して着た人や家族がいたら、どうしますか?」
丸くなって、5−6名くらいでお話いただきました。このワークショップの背景としては、「チベット問題」という大きな括りだけではなく、身近に本当にいらっしゃるかもしれない身近な問題としてとらえて欲しいという、真利江さんとクルーたちの意図がありました。
LUNCH
そして、お待ちかねのチベット料理!今回はビュッフェスタイルです!日本唯一のチベットレストラン曙橋「タシデレ」から、ケータリングいただきました。優しくてとっても美味しい味です。また、寒い地方のチベットなので、体が温まるお料理が多いのも特徴でした。冷たいものばかりを食べがちなこの時期にも、たまには良いのかも?
気になるメニューはこちら:
①ビーフモモ
②ベジモモ
③ピンシャ(ポーク)
④トゥクパ・ングマ
⑤パン 映画の中でラモツォさんが作っていたパンを特別作っていただきました。
⑥ツァンパケーキ
さあ、食べよう!今回は立食スタイルでした。
集合写真はLunchTripポーズにて。
事務所内の装飾。チベットでは華やかな色を使うようです。カラフルで素敵な事務所でした。
今回のCrewは、Ami, Kyoko, Alissa, そして当日Crew Nahoでお届けしました。
Crew Kyoko, AlissaがLunchTrip説明をしました。
Nahoが受付他当日すべてのサポートをしました
私Amiは司会をしました。実は真利枝さんは、実は大学からの友人でした!
最後に、ガイドの真利枝さんからコメントをいただきました。
チベット料理が初めてというかたがたくさんいらっしゃって、美味しいと言っていただけたのが嬉しかった!
日本人の私だけだと、やっぱり故郷へ帰ることのできない人の想いについてなかなか表現することが難しいなか、自身も亡命者であるルントックさんの言葉は重みがあって、今のチベット人の考えをお話していただけたと思っています。
「もし、身近にチベットからの亡命者がいたら?」というワークショップでは、「まずは、知ること」「一緒にチベット料理を食べるなど文化を教えてもらう」というような言葉をいただけて、ぜひ、今回は、ラモツォという一人の女性をとおしたミクロのお話だったのですが、このイベントをきっかけに、歴史や社会的背景などマクロなところを知っていっていただけたら嬉しいなと。ついつい私が忘れがちで、はたと気づかされるのですが、チベットの状況について多くの方に知られていないのが現状なんですよね。率直に感想をいただけたり、質問をいただけて、私自身、発見がたくさんありました。
そして、本日もバター茶!ここ最近、バター茶初体験のかたの顔を見るのが生き甲斐になりつつあります。
法王事務所、タシデレレストランさん、ご協力ありがとうこざいました。
ランチトリップのみなさん、素敵なイベントをありがとうございました。そして、大学時代からの友人、ランチトリップ発起人の松澤 亜美 (Ami Matsuzawa)こうした機会を、ありがとー!
彼女は映画を世界へ広めるためのクラウドファンディングも実行中です。
いかがでしたでしょうか?お越しいただいた皆さま、法王事務所の皆様、ありがとうございました。
次回は8月のインド便。Passengersの皆様の、またのご搭乗お待ちしています。