Москва-не Россия
プリヴィエット!
Passengerの小泉献子です。
モスクワでは最近、というか9月に入ってからほとんど毎日「曇り時々雨」みたいな天気なので、たまに晴れると嬉しくて公園にでも行きたくなります。
ロシア語を習い始めたとき、かなり始めの方で「散歩する」という動詞が出てきて、「なんだか実用的じゃないな」と思ったのを覚えていますが、まさか自分がこんなに散歩を欲するとは思ってもいませんでした。гулять結構よく使います。笑
今は「黄金の秋」と呼ばれる紅葉の季節で、すごくきれいなのですが、紅葉狩りに行くと衝撃的な女性の姿を目の当たりにします。
これは、「美しくみせるための装飾」らしいのですが、子どもや男性ではなく、ロシアの美女が冠って歩いてる姿は何ともインパクト大です。
ところで、先日Amiから「プーチンについて若者がどう反応してるのか知りたい」というムチャぶりをされまして。
仕方なく、周りの人々に聞いてまわったところ、まぁ初めからなんとなく分かっていたのですが、人それぞれ、でした。。。
しかし政治にほとんど関心がないという人も多かったです。日本と似たような感じかな。
でも、ロシアは不便な事や問題も多いので、社会的な満足度というか、状況は大分違うと思います。
そんな中で、前向きなのかあきらめてるのかよく分かりませんが、難局?を普通に乗り越えて生活しているロシア人が私は好きです。笑
前に、豊かな福祉国家のイメージのあるフィンランドのマティ君が、「今フィンランドの若者にとって政治はsexyなtopicだ」と言っていましたが、色々考えてしいまいますね。
ロシアの社会問題について話をしていると、モスクワしか知らない私に、みんな口を揃えて「Москва-не Россия(モスクワはロシアじゃない)」と言うので今回のタイトルにしてみました。想像できる範囲の地域格差なのかどうか分かりませんが、話を聞く限りでは、生活は大きく異なるようです。
では、ダフストリーチ!